« 厨の軌跡「転生68・G県厨」 | Home | 機動戦士ガンダム SEED DESTINY PCアクセサリー集 »

いかにしてマスコミの報道は「マスゴミ」になるのか

2006/4/8 土曜日 16:43:00 | エッセイ — By ebifly

実況板の面々の中にはエビフライがそれ系の界隈をうろうろしていたという設定を知っているものもいるだろうが、実際のところなぜ「マスゴミ」ができあがるのかというのを書いたことはあまりなかったのでテレビ、紙媒体、ネットの3種類についてここにまとめておく。

まずはテレビマスゴミ編。

1.忙しい
マスコミというか報道関係は大なり小なりの規模にかかわらず非常に忙しいです。例えば夕方6時のニュースの担当の場合、少なくとも14時から16時までにはその日のトピックや構成を決めないとダメです。また、寸前になってニュースが入ることもよくあるので常にそのことを意識した構成が必要です。こうなると深い考察とか理解とか不可能です。日々のとんでもない分量のニュースから取捨選択するのが関の山。解説とかは日経か朝日かそのあたりの有料データベースでそれっぽいキーワードを放り込んで検索、ヒットした相手に片っ端から電話してコメントをもらって時間があれば取材して終わり。あとは時間までに編集して完了。これを延々と繰り返すわけで。はっきり言ってまともな報道なんてできない。

2.修羅場
こうなると毎日が修羅場になる。編成担当者は気でも狂ってるのかと思うほど怒鳴り続けるし、フロアは常に緊張に満たされ、怒号を聞きながら笑って予行演習するアナウンサーとかもザラ。確実に修羅場の中で精神がいい具合に発酵していきます。常に視聴率という数字との戦いもあるので、もはや何が正しくて何が間違っているのかも分かりません。現場の記者が何か言ってますが何を言っているのかマジで理解できません。理解できないので仕方ないからとりあえず形にしてニュース完成。放送倫理規定やら何やらでわけのわからないものができあがります。

3.裏を取らない
そんなわけなので、報道する内容が真実なのかどうか見極めることはできませんし、検証もできません。結果、知っている人が見たら「なにこれ?ちゃんと取材しろよバカ!」というような報道が完成するわけですね、あははー。

次、雑誌及び新聞記事編。

1.スペースがない
紙媒体は割と考察する余地もあり、時間的にもテレビよりはるかにマシです。ああ、新聞は論外だから気をつけましょう。とにかく、ちゃんと検証する余地もあり、理解もできるのだが、今度はスペースの問題。字数が足りない。全部書くとアホほどの特集記事になってしまう。仕方ないので主要な部分だけを書くと肝心の部分が書けない。肝心の部分だけを書くと理解できない記事になって没になる。だから、考察の足りないいまいちな記事になると言うわけ。

2.没になる
これは編集の問題。テレビによる報道では意外かも知れないが没になると言うことはまずない。まずマンリソースがテレビは圧倒的に少ないので最初にこういう感じのニュースにしようとなったらまず変更がない。だが新聞や雑誌は編集長がいる、デスクがいる。最終的に集まった記事から取捨選択をする人間がいる。そいつらがクズだったら終わりだ。新聞が特にひどい。常に偏向報道が行われているようなものだ。だから若い記者がドンドン辞めていく、あれが真のマスゴミ。

3.倒れる
テレビ報道は厳密なオンエアタイムが存在するので絶対に〆切に間に合わせますが逆に言えばそれさえ過ぎれば割と自由で暇、申請すればちゃんと有休も取れるし給料も最初から悪くない。環境的には整っているので健康管理さえしっかりすれば倒れることはないです。また、絶対的な人的資源の数が足りないので、意外かも知れませんが使いつぶすようなことはしません、どこでも。対して雑誌及び新聞はガンガン倒れます。あらゆる理由で倒れます。今日ダメだったらまた明日で載せればいいから明日には書け、終わったらまたその次のを書け、取材しろ、はやくしろ、ほれほれ…という感じ。コミケの〆切寸前状態が毎日行われているようなものです。だから倒れます。倒れないようにしようと思うと手を抜かざるを得ません。だからクズな記事が量産されるのです、あっはっはー。

ラスト、ネットニュース編。

1.24時間フル稼働
よっぽど厳密に管理されているところを除けば、ネットニュース関連は24時間フル稼働です。労基署が来たらみんな一発アウトです。ネットニュース関連でブログ書いてる奴がいないのは、それだけ忙しいからです。忙しさで行けば既存マスメディアの中でも頂点、狂ってます。日々の仕事以外、何もできません。だからまともな取材できませんし頭も動きません。いつも眠い。

2.スポンサーの圧力
意外かも知れませんがテレビや新聞、雑誌はスポンサーの圧力は皆無です。どんな大手スポンサーが相手でもため口上等、なぜか金を出してもらっているのにプロデューサーの方が偉いなんてのは当たり前の世界です。広告を流してやっている、載せてやっている、これぐらいのレベルです。たま~にそうではないこともありますが、それは希有なケース。それに対してネットニュース関連はスポンサーの圧力が想像を絶します。みんなの想像する陰謀の世界がそのまま行われています。提灯記事とかは当然だし、普通の記事やレビューの顔して金もらってるとか、何かメリットのある約束をしているとかはごく普通。中にはいいことを書けばレビュー用機器をそのままあげますなんてことを大手メーカーでも堂々と言ってくる始末。倫理観とか第3者視点はありません。

3.修正修正、また修正
結果、ネットニュース関連は密かな修正を繰り返されます。テレビの悪いところと紙媒体の悪いところをすべて凝縮した感じで、間違いなく最悪の環境です。偏向しまくり、個人の思想入りまくり、スポンサーの意向反映し放題、まさに無法地帯。すぐに修正できるのであとからどんどん書き直されますし、削除も自由自在。まさにパラダイス!いいやっほぅぅうう!

結論:マスゴミの作ったものの中からそうでないものを見つけ出すのがみんなの役目です

Topics: エッセイ |

トラックバック URL :

コメント