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MALIGNANT VARIATION FINAL販売中止で大炎上中の件について
2005/12/31 土曜日 2:43:57 | にゅーす — By ebifly
エビフライも過去、仕事の関係でこういう警告を出したことがあります。
AQUA STYLEから重要なお知らせです。
本日、ある作品の版権元から著作権に関してのクレームが私の耳に届きました。
したがって明日販売予定していた「MALIGNANT VARIATION FINAL」は販売中止となります。
大変無念です・・・ギリギリまで製作してギリギリで間に合って明日、いよいよみんなの手に。
その本当に寸前の本日、このような事態になってると連絡が来ました。
前日準備で運ばれた約60箱とその他・・・全てその場で回収しました。
来月予定してた販売、初回の約4万枚近いプレス済みのDVD・・・全て廃棄処分になります。
売る前に処分なのでダイレクトに凄まじい金額のダメージもありますが、本当に完成したのに皆様の前に届けられない事が無念です。・・・本当に無念です。
確かに間に合って今日、現地に届いてたのに。何れにせよ、二度とマリグナが出ない事は真実です。
製作途中で暖かくなったら発表や体験版を予定してた
「MALIGNANT EVOLUTION(仮)」という名のマリグナゲーム化、これも全て諦める事になります。今後どういう形でサークルを運営するかまだわかりません。
解散するかもしれないし、ゼロから出発するかもしれません
実際にこんなことでメーカーとか作者が動くの?と、版権による利権を間近で見たことのない人は思うかもしれませんが、動きます、もう動きまくりデス。が、もちろん闇雲に動くわけではなく、ある一定の基準があります。
1.商売上の利益を損ねる
2.悪質である
3.見せしめ効果がある
まず「1.商売上の利益を損ねる」について。これは版権元の利益をどのように損害したかと言うことであって、決してその同人作品の売れ行きとは関係ありません。聞いたところではAQUA STYLEは数千万円の売り上げを毎回上げていたようですが、そんな金額の多い少ないは関係ないのです。一番の「商売上の利益を損ねる」行為とは、パクりとイメージの低下。これに尽きます。特にイメージの低下は如実に売り上げに響くので深刻です。同人の二次創作で評判になるものが出現し、それと時を同じくして利益が下がっているのであれば関係者としては「二次創作の同人によってイメージが低下して利益が落ちた」という、一般人では理解しがたい関連性を見いだします。これは「どこに責任の所在があるのか?」という会社の中にいる人間であれば誰でも経験したことのある問題に関係があります。本来であれば利益が落ちる要因と同人は関係ないはずですが、責任を取らされそうな人は何とかして別のところに原因を作って保身につとめます。そのため、同人作品のせいでイメージが低下し、利益が落ちたという結論を用意するわけです。また、お抱えの法務部を持っているところの場合は、法務部の腕の見せ所でもあるので、ほいほいと内容証明郵便を作ってくれます。仕事をしていないとだめですから。
そして第2のポイントである「悪質である」という点。これは言うまでもなく同人で人気があり、それをシリーズ化している場合などですね。全国チェーンの店頭で委託販売している場合もあてはまります。なんでそんなことをオリジナル版権元が知っているんだという疑問があるとは思いますが、一般的にどれぐらい同人作品が出回っているか?とか、どれぐらいファンサイトがあるか?というので潜在的な人気を調査してレポートを作って次シリーズにおける利益の見込みを数値化したりするわけです。そういうレポート作成のために結構、市場に出回ってる実数とかを把握していたりしますし、そういうのには敏感です。あくまでも実数値の把握できるもので判断するので、2ちゃんねるの書き込み内容で判断することはありません、残念。
で、最後の「3.見せしめ効果がある」というのは警察の摘発と同じで、一番効果の高いものを選択するのが常な訳です。というのも、会社といっても無尽蔵に人的リソースがあるわけではないので、限られた時間と人手で最大限の効果を出したいわけです。そうなれば必然的に大手に注目するのは自然というかむしろ当然。ここで一発ドカンと大手柄を立てれば昇進はなくても、ちょっとしたボーナスぐらいは考慮されたりします。どういう仕事をしたのか?その効果はどれほどか?今回のケースで言えば、いかに上に報告しやすいかがわかると思います。
正式な警告の出し方は、まず警告を出したいところの住所を確認すること。住所が特定できないと郵便物が届かないし、告訴もやりにくいからです。手順としては住所を確認して名前などを特定した後、内容証明郵便を出します。中身は非常に簡潔で、「~~の使用を中止すること。中止しない場合には~~日以内に~~の管轄下である~~裁判所にて……」という感じ。大体の人間はこれを見て震え上がり、即座にやめてしまうというわけです。もっと念入りなものだと、投げっぱなしではなくてちゃんといついつまでに封書で連絡のこと、とか色々書いてあります。けど、返事を求めるのは少ないです。また、寸前になって届けるというのも確かにやります。理由は単純、最大限の効果を引き出すためです。
あとちょっと話はずれますが、今回のようなものすごい売り上げを誇る場合、税務署のチェックが入ります。これは印刷所やCDをプレスしたところからの納税情報でバレてしまいますので、現金決済基本といえども油断するとものすごい税金が加算されます。なので、同人誌に値段を印刷するのはやめましょう。それだけで言い訳できる余地がずいぶんと増えます。
それから、数千万円の売り上げという話ですが、エビフライはそれは本当だと考えています。だって、エビフライの知り合いだった某サークル(壁配置)も、1回で数千万円単位での利益を上げてました。とはいっても、参加人数が多いとみんなで分けたり、いろいろと諸費用がかかるので、下手したら半分ぐらい吹っ飛んでいるケースもあるようです。
それにしても、今回のはどこからの警告なんでせうね。
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